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三本松 メガネのカワイ 店長ブログ |

紅葉の川股ダムとその歴史【弁慶伝説】

趣味は「ダム巡り」 三本松 メガネのカワイ 店長ブログです。

さてさて、補聴器のお客様のところにちょっと用事があり、向かった先は東かがわ市川股

川股地区

東かがわ市引田より馬宿川を撮影。あの奥に 千足ダム(市内最新)と川股ダム(古い)があり

ます。この前来た時は、営業日でしたので、すぐ行ける千足ダムをちょっと見ただけで帰りま

した。(紅葉には早すぎた11/18のブログ→

今回は定休日なので、時間を気にせずに楽しめます

川股地区

消防屯所というのか、銀杏が綺麗だったので寄ってみました。

川股地区

五名小の大銀杏は2週間前に散っていたけど、ここはまだまだあります。

川股

馬宿川に架かる本村橋。

お客様のご自宅に寄り、川股ダムに遊びに来た旨をお話しすると、

「今が(紅葉の)見頃だと思うよ」と嬉しいお言葉。



さらに上流を目指します。川股ダムに行く前にここへ寄らない訳にはいきません。

川股ダムとは親子のような密接な関係の・・・

小路池

小路池 です。

ここで小路池の歴史について触れておきましょう。

引田町史より抜粋

明治の終りごろ、川股の農民は馬宿川の水を利用し、坂元・吉田・南野・黒羽の農民
は小さい池を利用していた。水は常に不足し、井戸を掘って田ごとにくみ上げていた。
明治42年ごろ、最初に池をつくる意見が出た。そして杭打ちまでしたが、水没関係の
農民から大きな反対があったので、27,8年間放置されていた。しかし水不足は相変わ
らずであった。先に作った宗極池が決壊したこともあって、池をつくることに農民の賛
成がなかなか得られなかった。しかし、昭和9年ころから再び池を作る意見が出た。
反対の農民もようやく了解して、三士忠造(当時の衆議院議員)を頼って工事を進め
ることにした。こうして昭和14年完成したが、漏水がひどく、水を貯えることができなか
ったので、漏水が止まらない限り貯水させないことを決め、空池のまま放置された。
昭和41年クラウト工法で改修して、やっと貯水できるようになったが、起工以来、30余
年の空白期間があった。


本来はここが“川股池”でした。

造ったものの水が貯まらずに30年放置された挙句、さらに上流に川股ダムを建設されること

になり、その名前まで取り上げられた“悲運のため池”ですね。

補足ですが、宗極池というのは大正4年 南野地区に出来た ため池です。

(宗極池の記事はコチラ→ )

小路池 川股

ここは説明しておかないといけません。(…といってもほとんど興味がないと思いますが)

上流にある川股ダムというのは、一般的なダムと違って管理事務所のようなものは無く、水門が

開きっぱなしで放流量は管理されていません。川股ダムから溢れた水が下流の小路池に入り、

ここから溢れた水が下流へと流れて馬宿川に合流します。川はご覧のようにコンクリート床の急

坂で、わずかに濡れている程度。大雨の時は恐ろしい流れになることが容易に想像できます。

小路池 川股

小路池上流より。このあたりは非常に浅いです。

小路池 川股

この辺が最後の民家となります。

川股ダム

後は車とすれ違うこともない寂しい道が続きます。

ここは県道引田滝宮線(102号線)。終点は徳島県上板町ですが、未開通(たぶん永久に)区間が

あるため、川股ダムより奥には車が入れません。

川股ダム

着きました。7月以来です。

このガードレールの色がほとんど人が来ることのない場所であることを示しています。

川股ダム

もちろん携帯は“圏外”。1人で来るのはやめましょう。

川股ダム

・竣工年
 1963年(昭和38年)
・水系
 馬宿川水系
・ダム型式
 重力式コンクリートダム
・堤高
 23.0m
・堤頂長
 95.0m
・堤体積
 29,000m3
・総貯水量
 272,000m3
・有効貯水量
 272,000m3

川股ダム

ナント水深18m 深いというか怖いです

川股ダム

ちょっと幽霊が出そうで怖いけど、

川股ダム

景色はメチャクチャきれいなんですよね。

余談ですが、あの山の向こうには徳島県の あすたむランド という公園があります。

地図で見るとすぐそこですが、当然ここからは行けないので、ぐるーっと回って1時間くらいかかる

でしょうか。

川股ダム

ダムらしい写真も。

正真正銘ダムなんですけど、正式名称は 川股“池” です。

川股ダム

これが空きっぱなしの水門。この日はわずかに溢れている程度でした。

この下が18m。怖い怖い。

川股ダム

対岸に渡りました。ビックリしたのが車が3台↑停まっていたんですよ、こんな場所に!

ダム周辺に人影もないし、まさか練炭のアレじゃないかとドキドキしました。この人たちのことは

後ほど、ちょっと触れます。

川股ダム

ここは立ち入り禁止なので、これより向こうには行かないことにします。

夏に来た時はこんな↓感じでした↓
川股ダム

道路の方に戻ります。

川股ダム

他の方のブログを見ていると、とても上手に写真を撮っておられます。

川股ダム

ピントは合っているけど、何となくなあ・・・

川股ダム

ダムには興味のないカワイさんの奥さんがつまらなさそうにトボトボと歩いているので、

そろそろ帰りましょう。

向こうは舗装されている県道ですが、手前の方に進むと、「一本松越え」とい

って徳島県へ通じる峠があります。この峠は源平合戦のおり、武蔵坊弁慶が越えた峠

といわれていて、このため弁慶にまつわる伝説が小路池周辺に多く残っています。

ハイキングコースにもなっているようなので、あの人たちはハイキングに行っているの

でしょう。たぶん…

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Posted by カワイ on  | 6 comments  0 trackback

6 Comments

やすろぐ says..."紅葉‥"
写真、綺麗ですね。壁紙にしてもイイ感じです。
ガードレールも色づいて紅葉ってますね(笑)

最下写真のかたが
「謎の車の美人ドライバーだった。」
というオチかと思ってドキドキしましたよ。。
2010.12.04 13:29 | URL | #- [edit]
メガネのカワイ says..."Re:"
やすろぐさん

こんにちは。
つまらないオチで申し訳ありませんでした。
あんな辺鄙なところに自動車があるとドキッとします
2010.12.04 14:50 | URL | #- [edit]
カトリーヌ・ドルフ says..."No title"
なかなか人間くさい"池"なんですね。
そーいうのも「あり」です、とっても。
ダムに「ドラマ」は付き物ですからね。

水深18mは聞いただけで怖いです。
立ち入り禁止の写真も、紅葉がキレイですが「鬼」が出そうです。
2010.12.05 14:28 | URL | #- [edit]
メガネのカワイ says..."Re: No title"
カトリーヌ・ドルフさん

そういえば、どこかの立派なダムに行かれていましたね。
四国のダムとはちょっと違いますね。

> なかなか人間くさい"池"なんですね。
> そーいうのも「あり」です、とっても。
> ダムに「ドラマ」は付き物ですからね。

そうなんです。それがたまらない魅力でありますが、ダム巡りはちょっと
マニアックなようです。
>
> 水深18mは聞いただけで怖いです。
> 立ち入り禁止の写真も、紅葉がキレイですが「鬼」が出そうです。

怖いです。この写真の後ろは不動明王というのか鬼のような像がありました。

また、お時間がある時に11月のブログもぜひご覧下さい。
過去記事も遠慮なく書き込んでくださいね。
2010.12.05 16:31 | URL | #- [edit]
dango says..."No title"
紅葉が綺麗ですね~
自然の中の紅葉もいいですね。

夜は絶対避けなければいけないですね^^;

奥様のトボトボ歩く姿、ウケましたv-218
2010.12.06 22:57 | URL | #- [edit]
メガネのカワイ says..."Re:"
dangoさん

こんにちは。いつもありがとうございます。
昼間でもちょっと怖いので、夜はもう・・・。
妻には毎週つき合わせて申し訳なく思います。
2010.12.07 09:52 | URL | #- [edit]

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